オーロラは一生に一度では満足できない
オーロラは、「一生に一度は見てみたい世界の絶景」のひとつだと、よくテレビや雑誌、インターネットなどでも言われていますが、一度見てしまったその時から、私にとっては一生に一度見て満足できるものではなくなってしまいました。
舞い踊るように激しく揺れるオーロラはとても感動的です。それだけではなく、それまではオーロラのなかった夜空に、気付くとボワーッと出ているような静かなオーロラもあります。どんなオーロラも、見上げた夜空に見つけると、とても嬉しく、自然と笑顔になっていました。
だから何度見ても飽きることはありませんでした。
そして私にとって、オーロラは一生に一度は見たいものではなく、一生に何度でも見たいし、何度でも見てもらいたい、そんな存在になりました。
オーロラとの出会い
元々、私がオーロラのことを初めて意識したのは、中学生の頃でした。中学校の先生が、「一生に一度は見なさい、これは宿題だ」とおっしゃっていたのを覚えています。
しかし、その時の私にとって、「オーロラを見に旅行する」というのは、すごく大金持ちの人や、冒険家のような人だけができること、という感覚だったので、私がオーロラを実際に見ることはないだろうと思っていました。
カナダでオーロラが見られる!
そして月日は流れ、私はワーキングホリデーを利用して、カナダのバンクーバーへ行きました。この時も、カナダでオーロラが見ることができるということはまだ知らずに、過ごしていました。
カナダでオーロラが見られると初めて知ったのは、バンクーバーでの生活を始めてから3か月が過ぎようとしていた頃でした。友人の一人から、カナダのイエローナイフでオーロラツアーに参加して見に行ってきたという話を聞いたのです。
それならば、このカナダで過ごしているうちに、一度はオーロラを見に行きたいと思うようになりました。
オーロラのツアーに参加する予定がオーロラの下で働くことに
一度はオーロラを見にいこうと思っていた頃、私は仕事を探さなければいけませんでした。そして、色々な求人を見ている時に、オーロラのツアー会社がスタッフを募集しているのを見つけたのです。
そして、縁あって、オーロラの下で働くことになりました。
カナダでオーロラが見られると知ってから1か月程度でした。
こうしてオーロラとの出会いを果たした私は、その魅力にとりつかれ、一生に何度も見たい!と思うようになりました。
私が感じたオーロラの感動を伝えることで、この景色をみなさんにも、見たい!そして体験したい!と感じて、実際に味わっていただけたら嬉しく思います。